屋内湯給湯器には、給湯器上部に排気筒が繋がっておりまして、この排気筒は、ステンレスSUS304の材質を使用したものになります。

SUS304は、非常に錆びにくいという特徴がある為、どのメーカーの排気筒もこちらの素材で作られております。
何故素材の話から入ったかと言いますと、稀にではあるのですが、古い給湯器を使用されているお宅で、鉄製の排気筒が使用されている場合がございます。
鉄なので、長期間使用すると空気中の水分と結合して錆びてしまい、そこに穴が空き、排気ガスが宅内に漏れ出し一酸化炭素中毒になってしまい非常に危険です。
過去にお伺いさせていただいたお宅では、排気筒の表面が錆に覆われていて、排気筒交換時にボロボロに崩れたことがございました。
現在では、屋内用給湯器を交換する際に、排気筒が鉄製の場合はステンレス製に交換しなければいけません。
給湯器交換をされている業者様ですと排気筒の確認も行いますので、まず間違いはないかと思いますが、稀に新入社員の方が下見等に来られる場合は、知識不足により排気筒について触れない場合がございますので、ご注意くださいませ。
ご自身で確認する方法は、磁石を排気筒に当ててくっつく場合は鉄製になりますので、安全のために、すぐに排気筒の交換をお願い致します。
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